遺書7

諸々の課題のピークも終わりおだやかな日々が戻りつつある。というわけであたたかいところでしばらくゆっくりしたいなとか思いつつも明日もやっぱり会議なのでしっかり大学には行かなきゃないのである。

 

遺書7

 

疲れた、非常に疲れた

何に疲れたかは明確に

わからないけれどとにかく疲れた

寒すぎるためかキーボードの

煌度が変えられない

暗闇でひとりで打つ

 

今日もバイトを終わらせて

駅までA君を迎えに行く

晩御飯を適当に済ませて

そのまま家で一眠りする

いつものパターン

抱き合って眠る

細くてしなやかな彼の背中

大きすぎて着れなくなった私の

シャツ越しに体温をたしかめる

眠りに落ちる寸前

嘘みたいに軽くチューをする

ごめん私が相手じゃなければ

きっとロマンチックなんだろ

ばか全員きらいしね

いまは、夜中の3時、自分の家で

彼の家の何十倍も暖かい

ベッドの中でカイロを抱いている

寒い

抱き合って眠るのは

ほんとに麻薬だから勘弁して

 

欲しい本があるから最近はそれを

読むまで死ねないという生き込み

(生きるゴミとかけてる)

春休みに入りそうかというところ

就職活動もやってないし

卒論のテーマも決まってない

たぶん私の人生はこれからも

こんな感じで落ちこぼれなんだろう

カレー食べたい

鼻水とまらんな

最近ふと、くらっと、

だめなことをまたやりそうになっている

ばかだから、学ばないから

クラっとして

うっかり、つい、

危ないことをしようとしている

散々バチが当たったでしょう

目が覚めたはずだろ

もう自分が嫌だな

私以外すべて涙が出そうなくらい美しいのになこの世界は